こどもプログラミングの教材は、「Scratch」や「Viscuit」、「micro:bit」などいくつかありますが、
PCN北はりまではプログラミング教材として、こども用プログラミング専用パソコン「IchigoJam」を主に使用しています。
2014年に福井県で誕生した「IchigoJam」は、初心者向けプログラミング言語BASIC(IchigoJam BASIC)を搭載し、キーボード、ディスプレイ、電源を接続するだけですぐにプログラミングできる小さくて手軽なパソコンです。
モーターやLEDなどハードウェアの制御も可能で、プログラミングを通して体験できることは見た目以上に大きいです。
また、同じようなシングルボードコンピューターは多数ありますが、はんだ付けにより組み立てから体験できるのはIchigoJamの大きな特徴です。
余談ですが、30代後半以降の方の中には「IchigoJam」のプログラム画面を見るとピンとくる人もおられると思います。
そうです。「IchigoJam」は1980年代に一世風靡したMSXを始めとする8ビットパソコンを思い起します。プログラムを作っては雑誌に投稿してましたよね!
ということで、今の子どもも、かつての子どもも楽しめる「IchigoJam」でプログラミングを体験してみてください。
※IchigoJamは株式会社jig.jpの登録商標です。
IchigoJamについての詳細はIchigoJamホームページへ
IchigoJamでプログラミングをするための必要機材は次の通りです。
いずれもインターネット通販など手軽に入手できるものばかりです。
IchigoJam本体
これまでに仕様変更を重ねて、現在はIchigoJam Sが最新モデルとなります。※写真はIchigoJam T。
完全組み立てキット・ハーフキット・完成品の3種類が発売されています。
PS/2規格に対応したUSBキーボード
ビデオケーブル(コンポジット端子)
ビデオ入力に対応したディスプレイ
ご家庭のテレビにコンポジット端子(黄赤白)があればご利用いただけます。
ワークショップでよく活用されている4.3インチモニターは、別途モニター用のACアダプターが必要です。
マイクロUSB端子に対応したACアダプタ
スマートフォンの充電器やモバイルバッテリーが利用できます。
IchigoJam S ハーフキット(圧電サウンダー付)のはんだ付け手順は次の通りです。
上記のいずれもインターネット通販などで入手が可能です。
IchigoJam本体は、PCN北はりまで定期的に開催している「はじめてのIchigoJam」ワークショップにご参加いただくとお持ち帰りいただけます。
また、各機材はPCN北はりまでも取り扱いますので、お近くの方はお気軽にお問い合わせください。
IchigoJamに関連した製品や教材がいろいろなところから発売されています。
次のページでは、購入先とともにそれらの製品をご紹介していますので、お役立てください。